■はり治療：

全て滅菌処理済ディスポーザブル鍼を使用しております。注射針のような痛さは全くありません。はりの刺激は経絡と呼ばれるからだ全体をまわる「気」の流れを調節したり、筋肉や神経に直接はたらきかけて患部の症状を改善します。経絡の流れに点在している穴（ツボ）を刺激するはりの心地よさは体験した方のみが知る、至上の快感です。

■皮膚鍼：

肌に刺さずに、皮膚の表面を刺激して体調を整える鍼です。さまざまな道具が考案されており、もともと小児に多く用いられたので「小児鍼」ともいわれるものです。刺激にデリケートな方や極端に体力の弱まっている方などに使います。

■パルス治療：

ツボなどに刺したはりに低周波というとても弱い電流を流して、鎮痛効果や血流の改善、筋肉の緊張緩和、さらにはセルライトの分解を促進いたします。

■灸治療：

直接皮膚の上で燃焼させるお灸はからだのツボを刺激して、はり同様に局所およびからだ全体に治療効果を及ぼします。また皮膚から離して燃焼させることで間接的に温熱効果をあげるお灸はツボ周辺を深部から緩めていきます。これらを体質や目的に応じて使い分けますが、どの方法もおからだに火傷のあとは残りません。 お灸ははりに比べてはじめての方には抵抗が強い療法かもしれませんが、お線香とモグサの香りは、まさに「和」のアロマテラピー、心のやすらぎを感じていただけると思います。

■灸頭鍼：

刺入したはりの先端にモグサで作ったボールを乗せて燃焼させる、それはそれは気持ちよいはりです。はりの効果にお灸の遠赤外線効果が加わり、コリや痛みを深部から根こそぎ解消します。

■棒灸：

直接皮膚の上で燃やさないお灸のひとつです。巨大なシガレットのような棒状に固めたモグサに点火し、皮膚から2～4センチほど離して患部を温めます。専用の器具を用いますので、たとえ患者様が急に動かれても決して直接皮膚に燃焼部分が接触することはございません。これも病みつきになってしまいそうな心地よさです。